直交表について3

実際に作ってみた
対象とするのは下画面イメージなアプリケーション

  • 社員情報は社員マスターから取得。全て平社員に属する。
  • 社員を選択しない場合、全社員が対象になる。
  • 有効データは2011/01/20〜2011/06/20に存在する。
  • 実行を行うと処理結果がデータベースへ反映される
  • シミュレーションは処理結果がファイル出力される

因子を決定

単純に画面の設定項目(社員,日付,選択対象,処理(実行orシミュレーション))とする。

水準を決定

社員

2水準

  • いづれかの社員を選択
  • 未選択⇒全ての社員を対象とする
日付

8水準

  • 境界値(有効データ始点)
    • 01/19〜01/19
    • 01/20〜01/20
    • 01/19〜01/20
  • 有効データ(単一範囲、複数日範囲)
    • 01/25〜01/25
    • 03/05〜03/10
  • 境界値(有効データ終点)
    • 06/19〜06/19
    • 06/20〜06/20
    • 06/19〜06/20
選択対象

4水準

処理タイプ

2水準

直交表を決定

今回は自由度から決定してみた
(2-1)+(8-1)+(4-1)+(2-1)+1 = 1+7+3+1+1 = 13パターン ⇒ 16パターン
ということでL16直交表を使用することに。

多水準への変換

変換を行おうとしたがこんがらがってしまい、(L16じゃ変換ができなくないか?)
日付パターン × 残因子で作成した直交表 という組み合わせでテストを行うことにした。
が、これだと8*8で64パターンになってしまう。。。。

社員,選択対象,処理タイプ 直交表

自由度からL8を使用。未使用列は使用しない。

選択対象 社員 処理タイプ
1 対象AAA 全対象 実行
2 対象AAA 佐藤 シミュ
3 対象BBB 全対象 実行
4 対象BBB 佐藤 シミュ
5 対象CCC 全対象 シミュ
6 対象CCC 佐藤 実行
7 対象DDD 全対象 シミュ
8 対象DDD 佐藤 実行


多水準変換は上辺だけの理解じゃ使いこなせないな、、、

参考書籍

ソフトウェアテスト入門 押さえておきたい<<要点・重点>>

ソフトウェアテスト入門 押さえておきたい<<要点・重点>>